元理系院生の英会話学習記録

元理系大学院生が留学生とのコミュニケーション能力の向上と国際学会への参加を目指していた頃の英会話学習の進捗と,社会人になってからのゆるい英語学習の記録

留学すればよかったなぁという後悔

こんばんは、まひるです
前回の記事から2ヶ月…

英会話学習と国際学会に参加した際の手応えはのちのちまた別の記事にします
(最近は修論に向けた日々の実験に加え,アジア某国で開催されたシンポジウムへの参加,内定式等非常に充実した日々を送っています)

今回は
お金に余裕がある大学生は交換留学に行こう!
日本人の集団で2週間渡航のやつとかじゃなくって,単身で1学期ないし1年の交換留学に!
ということを叫びたくキーボードをたたいております

以下は英会話学習ではなく,留学を推進する記事です
最近私も留学するべきだったなってぼんやりとした後悔の念を抱きます


私の通った大学/通っている大学院(と,言うか協定校を持つ全ての国立大?)では,大学の学費と同額を納めれば,現地の大学の授業に1学期ないし1年留年無しで交換留学することができるという制度があります
もちろん受け入れに対しては細かな成績等の条件は色々あると思うのですが,英語はTOEFL IPT 500という比較的達成可能な緩い条件のみが課されるみたいです

私は中学生の頃から外国文化,海外,英語をこよなく愛していましたが,実際のところ留学しなかった理由が主に3つあります

1. 大学生の頃は学部で卒業して,まったく海外と関わりのない仕事に就こう思っていたから
これは私が留学に行かなかった90%くらいの大きな理由です.しかし,人生何があるか分かりません
私は結局大学院に進学することになり,留学生の実験を指導したり,国際学会にお手伝いのアルバイトとして,あるいは発表者としてに参加したりすることになりました.また就職先の会社は部署によっては月3のアジア圏出張,(おそらく私の専攻的には関係がないと思われるが)世界各国のプラントへの駐在,国内の仕事でも外国人の来客の受け入れといった業務があるようで,懇親会にて社員の方々に英語はちゃんと勉強しておくように言われました

2. お金
これは渡航先の物価を選び,今までの海外旅行に使ってきたバイト代を現地での生活にあてて,残りを親に前借することによって工面できたはず

3. うつ病になる心配
これに関してはなんとも言えないのですが,私が所属する研究室に所属していて先々月帰国した留学生を見ていて,意外と大丈夫だな…と感じるに至りました
具体的に述べますと,以前の私にとって1学期の留学と聞くとものすごくハードルが高く聞こえましたが実際にうちラボに来ていた留学生を見ていると
・月曜日と金曜日は研究室に来ないことが多め
(その留学生が参加していたプログラムは研究することにより単位を修得できるものであったため,教授に実験している様子を最低限見せた後,それ以外の時間は要領よく休んで遊んでました笑.自主休校中は友達と日本観光をしたり,合コン的なものに参加するため東京に行ったりしていたとのことです)
・飲み屋に行けば同じような人種の人たちと交流できて寂しくない
・実際に非英語圏でも,大学院生相手なら英語だけでどうにかなる
ということが分かりました

また,就活では留学に行って語学力がどれほどアップしたかということや,どれほど異文化交流をしたかということよりも,実際に留学に行ったという,「留学という未知なる世界に飛び込む勇気」が評価されるらしいです
結局留学に行けるほど裕福で,肩書がある学生が評価されるだけなんだ…と思うと悲しいですが,それを逆手に留学に行ったという肩書を手に入れ,利用できるものを利用するのも手なのかなと感じます


当たり前のことですが,最近読んだこの記事にもあるように,教室での学習者よりも実際にその語圏に住んでいる人の方が語学の上達が早いことも調査的に分かっているみたいです

個人的には留学に行った現地で文法を学ぶのは時間の無駄だと思いますが,日本である程度勉強してから1学期ないし1年留学に行くのはかなり効果的なのではないかなと思います
(ただ言語の上達度はやっぱり人によって大きく異なると思います 私には日本語の発音だけだと留学生だと判断できない留学生の知り合いもいますが,1年日本にいても日本語の上達が微々たる程しか感じれない留学生の友達も何人かいるので,その点は本人の才能と努力の要素が大きいようです)


交換留学を考えたことのなかった学生は,ぜひ,私のような後悔をしないためにも,新たな一歩を踏みだしてみてください